先週はずっと花粉症がひどくて、鼻が詰まって息苦しくて早朝に目が覚めるという日々でした(今週は先週が嘘のように快適に過ごせましたが、花粉の季節は過ぎ去ったようです)。それで先週の土曜日はついに耐えかねてホストファーザーに助けを求めました。鼻詰まりではなく、膝下の痛みに耐えかねたのです。ベットの上でのたうち回っていました。発熱もあり、白目が黄色くなっていたらしく肝炎だといけないから病院で検査してもらった方がいいとのことで、ホストファーザーが病院に連れて行ってくれました。
病院では血液検査・胸部X線検査・尿検査と一通りの検査を心拍数と血圧がモニターされる救急患者用のベットに載せられて受けました(ベットに寝たままレントゲン室まで運んでもらい、トイレに行きたいといったら尿検査キットを渡されました)。検査結果次第では入院といわれ、持ち物(所持金やクレジットカードの)検査までされてしまいました。38.5度ほど発熱していたので結構つらかったのですが、点滴をしてもらって数時間後には落ち着きました。検査結果も問題なくその日のうちに帰ることができました(嘘のようにケロッとして)。処方箋をくれましたが結局、薬も飲まず、果たして何だったのか不思議です。ウィルスが原因ではないかとのことでした。
処方箋を受け取った後、私はどこで会計したらよいのかわからず(会計窓口がなく)、しばらく途方に暮れていました。ただどうも皆さん処方箋を受け取ったら気持ちよく帰って行くようなので、おそるおそる帰途につきました。それで今週はこの話(病院で会計がないこと)を職場の人としていたのですが、フランス人は誇り高く当然だと答えるのでした。なんと太っ腹なんでしょう。