月曜日, 9月 21, 2009

町のお祭り

 週末、近所でお祭り(Fête)があったのでのぞいてきました。土曜の夜は花火が上がりました。遊園地が即席でできあがっていました。

この乗り物、結構速く回転していました。逆回転したり、大人でも十分楽しめそうです。



こちらは、車を運転してぶつけ合って遊ぶようです。結構激しくぶつかり合っていました。結構危険かもしれません。車の後部になにやらポールが立っていたのですが、電源を天井から受けて動いているようです。



こんな感じで天井と接続しています。電車みたいですね。



日本なら金魚すくいなのでしょうけれど、ここではカモの類を釣り上げて遊ぶようです。写真だと止っていますが実際には水流に乗って動いています。


その他、砲丸を卵に向かって投げて割る遊び(casse à l'oeuf)とか風船めがけて空気銃を打って割る遊びとかありました。大人たちは別のスペースでワインを飲んで踊っていました。
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ボルドーのトラム交通システム

 週末はボルドーの観光名所を無料で見学できる日でした。天気は今ひとつだったのですが友達に是非行くようにも言われていたので、ボルドーまででかけてきました。車でトラムの駅まで行ってそこから中心部へ向かいました。駐車場とトラムが一体になっていて、駐車料金とトラムの往復切符が込みになって3ユーロなのです。車に何人乗り合わせていても3ユーロで往復切符が全員分もらえますから、みんなで乗り合わせていけば行くほどお得になるシステムになっています。値段設定が微妙で、たとえ一人で車に乗って行ったとしても路駐するのではなく素直に駐車場を利用したくなる感じがします(トラムの切符は片道が1.4ユーロで往復で2.5ユーロくらいだったと思います)。おそらくフランス全土に似たようなシステムがあるのだと思いますが、トラムの運行と駐車場の運営がセットになっているのはメリットがあると思います。

Tour Pey Berland

 第一のお目当てはTour Pey Berlandというボルドーの町なかにあってひときわ目立つ塔だったのですが、これに登ってボルドーの街を見てみたかったのです。

天気がいまいちなのですが、これがボルドーの天気なので仕方がありません。塔から東側を見たところでガロンヌ川が見えます。前にそびえているのはたぶんSaint-Michelでしょう。


西側を見るとCathédrale Saint-Andréが見えます。


塔にはハト除けが施されていて、このためなのか全くフンなどが落ちていません。結構効果があるのかもしれません。



塔を下から見るとこんな感じです。ひたすら螺旋階段を登ります。階段は結構暗くて狭かったです。
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木曜日, 9月 17, 2009

パソコン環境

 今滞在中の研究所では全員に専用のPCが用意されています。そしてこのPC以外はインターネットにつなぐことができません。ネットワーク経由で各自のデータはサーバーに自動的にバックアップコピーされるシステムになっているようです。Administrator(管理者)の権限が各ユーザに与えられていないのでソフトウェアを管理者権限でインストールしたいときは研究所の担当者にお願いすることになります。私があまりにも頻繁に担当者を呼ぶので(いろいろなソフトを試す必要があるためなのですが)管理者権限をもらうことができ、以後はソフトのインストールがずいぶん簡単になりました。それでもライセンスが必要なソフトのインストールは担当者に頼むしかありません。日本語のIMEもインストールしてもらい日本語の入力も普通にできるようになりました。ただし日本語入力の切り替えキーがないので不便なのですが「Dさんの長押しIME起動2」に助けてもらっていました。

 これで日本語の109キーボードがあればデバイスマネージャーで日本語キーボード用のドライバソフトをインストールして使用することで日本語環境は完璧なのでしょうが、IMEのインストールだけでは括弧などの記号の配置まで変える(109キーボードの配置にする)ことができません(当然ながら101キーボードの配置のままです)。括弧などの記号を多用するプログラミングのような作業では使い慣れた日本語の配置にしないとストレスが高すぎて疲労感が増大します。109キーボード用のデバイスソフトをデバイスマネージャーで強引に選択してインストールする方法(参考サイト)でもかなり109キーボードの配置に近づきますが打てない記号があるので(キーの数が少ないので仕方ないのです)、私はNodokaというソフトを使っていました。柔軟にキー配置を変えることもできて小回りがききます。これは「窓使いの憂鬱」の後継版とのことですが、それよりずっと使いやすくなっています。
最後に位置がオリジナルから変わるキーにラベルをシールで貼り付けて109キーボードにして使っています。こうしないとキーを見てしまったときにミスタッチすることが多くなるのです。ただ残念ながら結局、日本語キーボードを注文してしまいました。というのはそもそもキーの数が違うので完全には同じ配列にすることができないことと、左シフトキーが小さくて遠いために左小指の関節を痛めてしまったためです。海外に行くときは使い慣れた日本語のUSBキーボードを持参していくといいかもしれません。日本語キーボードにしてもCygwinでSSH端末を立ち上げると結局英語配置に戻るのでxmodmap.jpをありがたく使わせてもらっています。

 テキストエディターについてですが日本語のソフトをインストールするとたいていはメニューとかが文字化けして使う気がうせてしまうのですが、MaruosakuraWが調子よく使えます。
 OpenOfficeもよいですが、最近はあきらめてMS-Office2007を使っています。私はOffice2000を愛用していたので操作感のまったく異なるOffice2007はあまり使いたくなかったのです。しかもフランス語版ですから2重苦なのですが、Googleで検索すると画像を多用してわかりやすく使い方を説明してくれているサイトがたくさん見つかるので重宝しています。

 フランス語版のExcelで面食らったのが関数名です。なんと関数名まですべてフランス語になっているので初めは途方にくれてしまいました。日本語版Excelで作成したファイルをフランス語版Excelで開くと関数名が自動的に変換されるので、ファイルのやり取りには問題はなさそうなのですが・・・。「Microsoft Excel function translations」というサイトで各言語における関数名の対応表を見つけたので表をプリントアウトして机の上においています。あと小数点がカンマなのでピリオドに設定を変更しました。関数の引数区切りがカンマではなくセミコロンなのですがこれは変更できなさそうです。日本でなじんだフィルダウンのショートカットはCtrl+Dですが、こちらではCtrl+B(たぶんBasというフランス語に由来するのだと思いますが)なのでいつも失敗しています(Ctrl+Dだと横方向にフィルされます)。

 メールはすべてGmailに転送して利用しています。SPAMフィルターが賢いのとブラウザでの操作感が便利だからです。SPAMフィルターはたまにSPAMでないメールをSPAM扱いして迷惑メールフォルダに分類してくれることがあるので注意が必要です。万が一のことを考えてYahooメールにも転送はしています(YahooメールのSPAMフィルターはあまり強くない感じなのである意味よいのかもしれません)。Gmailでは「Gmail Template Switcher - v 2.0」をインストールすると複数の署名を切り替えて使えるので便利です。他のGoogle関連ではGoogleノートブックが便利で気に入っているのですがサービスが終了してしまったのでいつまで使えるかわかりません。うしろむきでんぐりがえし: Googleノートブック Firefox addonをFirefox 3.5で無理やり使うで使っている状態です。いくつか代替のサービスも試しては見たものの今ひとつ気に入ったのが見つかりません。

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水曜日, 9月 16, 2009

はしりまわる動物たち


買い物に行く途中にある養鶏場です。土地が広いと家畜ものびのび飼われている感じがします。

羊さんです。ここは実は研究所の敷地内なのですが、ご近所さんで飼われている羊が迷い込んだようです。飼い主さんとおぼしき人がやってきて捕まえようとしていましたが、走り回ってなかなか捕まえるのは難しそうです。私ももう少し近くまで近寄りたかったのですが、これ以上近寄ることができませんでした。
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スーパーに行く

 モンペリエにいた頃は土曜日の午前か夕方に買い出しをしていました。トラムがとても便利でコマーシャルセンターの前に駅や停留所があることに感動したものです。でも町なかはやはり人が多いのでレジの行列はただ者ではありません(この行列を避けるには土曜日の午前中が狙い目ではありますが)。平日の夕方、コメディー広場やポリゴンのスーパーに行ってレジの行列を見るとそれだけで、買い物する気が失せて畏れ戦き退散することがしばしばでした。今暮らしているボルドーの郊外はそれとは対照的です。公共交通機関はあまり頼りにならないので自家用車を利用することになりますが人口密度が低いので店もあまり混んでいませんから快適です。レジの行列もびっくりするようなものはありません(小切手で支払う人がいると結構時間がかかるので行列の長さだけでは待ち時間は決まらないのではありますが)。20時閉店なのですが、閉店間際に駆け込んで買い物することがあります。びっくりしたのは閉店の1~2分前になると店の照明が落ちます。レジの所だけはついていますが・・・。これはお客さんを追い出すには確かに効果的な方法です。

日曜日, 9月 13, 2009

Intermarchéの肉売り場

 家の近くにIntermarchéというスーパーがあります。要はショッピングセンター兼デパート兼ホームセンターみたいなところでそこへ行けば大概のものは手に入ります。ときにSupermarchéだったりHypermarchéとなっていたりします。モンペリエではCarrefourというスーパーが多かったのですが、今私の住んでいる近辺にはないようです。Intermarchéは日曜は午前中だけ営業しています。ただ日曜日の午前中はのんびりしたいことも多いので特に行くことはありません。基本的に日曜日はすべての店が閉まっているというフランスでの生活に慣れてしまったようです。
 このIntermarchéで最近興味をそそっているのが肉売り場です。モンペリエのスーパーでは見なかった部位が売られています。切り身ではなく丸ごとパックに入っているので見た目が少し生々しいことがありますが・・。内蔵を含むあらゆる部位が売られているので、それらを食べる文化があるのだと思いますが、いつも興味津々で考える部位があります。ブタやウシの脳みそです。あまり食べてみたいとは思わないのですが、どうやって料理して食べるのかまったく想像できません。