金曜日, 11月 27, 2009

Arbouse

 前回、紹介した赤い実のなる木のことです。友達に名前を教えてもらいました。フランス語でArbouse(アルブーズ)といいます。手持ちの仏和辞典によると「イワナシの実」となっていたのですが、何とも腑に落ちなかったのでネットで調べてみたところ学名でArbutus unedoといってイチゴの木(Strawberry tree)と呼ばれているようです。


この木は珍しく花と実が同時期に楽しめます。実は一年かけて熟するようです。



花と実が同時にあるのがわかるでしょうか。



全体の感じは低木です。



実の食感は鮮度の落ちたリンゴといった感じでしょうか。酸味を抜いたシャシャンボと言っても良いかもしれません。科が同じでツツジ科なのです。
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木曜日, 11月 12, 2009

秋雨の季節


最近は毎日毎日、雨の日々です。昨年住んでいたモンペリエとは少し雨の降り方が違う感じはします。急に激しく降ったり止んだりすることがしばしばです。晴れ間ものぞくのですが1時間も続きません。常に傘を携帯する必要があります。フランス人はというと全く傘をさす基準が日本人とは違っていて、かなり降っていない限り傘はさしません。上着が傘のかわりと言ったところです。同じ研究所に中国人がいるのですが彼もやはり傘を使っていました。傘文化圏というのが存在するのでしょうか。誰かと歩くときでも私だけが傘をさすので、「これは文化だから」と言ったら、まじまじと傘をのぞき込んで、「中国製だろ」と言われる始末。たしかに文化というのは大げさかもしれないけど。


突然晴れたりします。虹がかかっていました。残念ながら青空がバックではなくて灰色の雲です。



見ているだけでもきれいですが食べることもできるようです。



このキノコは食べられるのかどうかは知りませんが、キノコをめぐってけんかにもなるそうです。それぞれ縄張りがあるとか。



トウモロコシ畑もすっかり収穫が終って殺風景になってしまっていました。


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