月曜日, 10月 26, 2009

Nyköping


StockholmのSkavsta空港はRyanairのハブ空港と言われていますが、そのお膝元にあるのがNyköpingという街です。Stockholmの喧噪を避けて今回はこの街を観光してみました。ホテル代もStockholmよりずっと安いのが良いところです。空港の観光案内所の人の発音によるとNyköpingはニショッピングと聞こえる感じでした。

ここがたぶん街の中心部で見えている建物は役場なのですが、そこのすぐ手前に生えている木はオークの一種でした。仕立て方によってはこんな細長い樹形になってしまうのだと少しびっくりしました。


水と空が美しいです。


ここはお城の前の広場です。お城自体は残念ながら外壁が改装中でした。この季節に観光する人は余りいなさそうで人気もまばらです。



港の様子です。
Posted by Picasa

Beauvais空港

 先週はスウェーデンのUmeå(ウメオ)で休暇を取ってのんびりしていました。今回もあいかわらずRyanAirで行ったのですが、BordeauxからパリのBeauvais(ボーヴェ)という空港に出るのが結構大変でした。モンペリエからマルセイユのMP2に出る方がずっと楽でした。

 まずBordeauxからはパリのMontparnasse駅へTGVで出てそこからからPorte Maillot駅までメトロに乗りました。どのメトロを利用するのがベストなのかよくわからず適当に6号線にのり途中1号に乗り換えましたが意外と時間がかかってしまいました。空港へはここからからバスで1時間か1時間半くらいなのですが、バスの出発時間は結構適当で定刻より早く出る感じです。人が集まり次第なのでしょうか(当然のことながら行列で速いもの勝ちです)。バスの車内も結構せまく快適とは言えません。バスの切符をネットで買っておくと現地で並んで買わなくてすむのでお勧めです。パリのメトロの切符もできれば前もって買っておいた方が良さそうです。切符を買える機械が少ないのでPorte Maillot駅でかなりの行列に並ぶ羽目になります。私は行列に並ぶ気がなくなったので行列の少ない機械を探してみたのですが、少し離れたところに行列の少ない販売機をみつけました。ただ荷物が多いと歩き回るのは大変かもしれません。
 何事も経験なので一度くらいは良いかもしれないですが次回は別のルートを考えてしまいます。Bordeaux近くにBergeracという空港があるのですが、そこからLondon経由でStockholmまでRyanAirで行けそうなことに気づきました。ただLondonで何泊かすることになるかもしれません。

木曜日, 10月 22, 2009

Toulouse


10月上旬にToulouseに一週間出張した時のことを書いておきます。日曜日始まりの出張だったのですが、日曜日はどこのレストランも開いてなくて(わかりきっていることではあるのですが)McDonaldのお世話になる羽目になりました。ホテルへ帰る途中、開いているパン屋さんとガソリンスタンドを見つけました。SevenElevenもあったのですが日曜の午後は閉店でした。


Toulouseといえば航空産業のメッカです。空を見るとこんな感じで飛行機雲がたくさん見られました。


一週間という限られた短い期間でなかなか街に出る時間もなかったのですが、土曜日に帰る途中、中心街に寄ってみました。研究室の人にJean Jauresへ行くように言われていたので、そこで地下鉄を降りて地上に出てみました。

Toulouseの街で標識に見られるのがオック語です。フランス語とオック語で書かれています。オック語は南フランスの言葉なのですが、それを話す人の高齢化が進んでいるといわれています。Toulouseの地下鉄の車内アナウンスはフランス語ともう一つ別の言語が聞こえてくるのですがこれもオック語なのかもしれません。ちなみにToulouseの地下鉄は無人運転されています。結構混雑していてドアの付近でもたついているとドアが容赦なく閉まるのでとても危険です。



Toulouseの街の感じです。赤系の建物が多い印象です。



ToulouseにはCanal du Midiという運河が流れていて地中海のSète(モンペリエの近くですね)からガロンヌ川を経て大西洋に続いています。Terに乗ってToulouseからBordeaux間を走ると一部でこの運河に線路が沿っている感じで車窓からこの運河を見ることができます。


Toulouseは概して風が強くて(風は季節柄と言うこともあるのだそうですが)寒いようで実は蒸し暑いのです。朝は上着を余分に着ていないと寒いのですが、これは風が強く吹きつけるためです。生えている植物は日本の照葉樹林帯に近いものを感じてしまいます。タイサンボクとかも植えられていました。
Posted by Picasa

土曜日, 10月 03, 2009

マドリード空港


ボルドーからまずマドリードへ行ったわけですが、降り立ったときの印象は、とてもさわやかで暖かかったと言うことです。

飛行場はとても広くて端から端まで歩くのに20分くらいかかる感じです。この飛行場は残念なことに分煙が徹底されていません。喫煙所はあるのですが、ただ仕切られているだけで、吸煙装置はついている感じですが、いかんせん天井がないので(解放状態なので)、ターミナルのどこにいても何となく煙たいのです。



マドリード空港から見た空の色は水色でした。空から見たマドリード付近は茶色の大地に見えました。緑が少ない感じがしました。季節のせいなのでしょうか。ヴァレンシア上空から見た大地の方が緑が多い感じがしました。マドリードからボルドーへの帰りは夜だったのですが、空から見た夜景が印象的でした。街の明かりが大地に描かれた絵のように見えたのです。たいていは川や海岸線や幹線道路に沿って神経網のような明かりが見えるのですがマドリード付近で見た夜景は違いました。
Posted by Picasa

Valenciaの街

ヴァレンシアでワークショップがあったので行ってきました。すぐ隣の国なのですが大西洋側のボルドーから地中海側のヴァレンシアまで行くのは意外と時間がかかるもので、ボルドーからマドリード、そしてヴァレンシアと飛行機を2回乗り継ぎ一日がかりでした(飛行機に実際に乗っていた時間は合わせても3時間ないのですが)。ヴァレンシアに降り立って最初に感じたのは暖かいけど風が少し強いと言うことです。今はちょうど雨期らしいので風が強いのはそのせいかもしれません。
飛行場から地下鉄で宿の近くまで行き街を歩いてみました。地下鉄をでてびっくりしたのが、これです。街路樹なのですが柑橘系の果樹が植えられているのです。



宿の近くの風景ですが、街も車もきれいだし、赤信号を律儀に守っている歩行者の数もフランスより多いし、なんかずっと先進国っぽく思えてしまいました。



これはワークショップが開催された研究所の廊下なのですが、至る所にバケツが置かれています。実は雨漏りを受けているバケツです。基本的に雨が降ることは想定されていない街のようで、飛行場、ショッピングセンター、地下鉄と、バケツが至る所に置かれていたのでした。これが雨期の風物詩なのかもしれません。前をよく見て歩かないとバケツでつまずきます。



街の中心部近くの風景です。建物のデザインや色合が見慣れたフランスとは全然違っていてとても新鮮でした。夜の街は暖色系の街灯なのですが、フランスより明るくて眩しいくらいでした。
Posted by Picasa