土曜日, 6月 11, 2016

トスカーナバイオレット


















トマトですが、ブドウのような色をしています。食べた時にもなんとなくブドウを彷彿とさせる風味がします。不思議なトマトに出会いました。お気に入りのリストに入りそうです。


土曜日, 5月 14, 2016

アメリカシャクナゲ



コネチカット州の州花だそうです。

日曜日, 4月 17, 2016

「優雅な留学が最高の復讐である 若者に留学を勧める大人に知ってほしい大切なこと」 島岡要 著

 久しぶりにとても面白い本に出会った。気づいてはいたけれど、なんとなくもやもやしていたことを言語化して言い切ってくれているところが気持ちいい。引きこまれて一気に読みきってしまった。フランスもそうだったけれど、空気を読んではくれないから、とにかく主張しなくてはいけない。自由とはそういうものなのかもしれないけど、いちいち選択するのが本当に疲れると感じるのは、自分が日本に慣れてしまっているのかもしれない。何もいわず黙っていてもなんとなく生きていけるのが日本であり、息が詰まると思うことも多々あるけれど、ある意味、楽であり落ち着くこともある。

日曜日, 2月 09, 2014


こんなに雪の降ったのは初めてかもしれない。
雪の上を足あとがつづく。

日曜日, 12月 01, 2013

「エピゲノムと生命」太田邦史著

 ブルーバックスの本である。前書き2ページほど源氏物語の話でスタートするのである。何の本を読んでいるのかわからなくなり、おもわず表紙を見返した。私は確かに「エピゲノムと生命」という本を読んでいる。源氏物語に登場する人物の衣装の話で始まるわけである。ここからDNAも裸ではなく服をまとっているという話の展開である。実に面白いと思った。前書きだけでなく随所にいろいろなたとえ話がでてくるのでイメージがしやすく最後まで読み通すことができた。
 親がどういう生活や子育てをしたかがエピゲノムに記録されるらしく(第9章 世代を超えたエピゲノムの継承)、「親がどのような生活をしたかで、子の人生に影響が及ぶというのが、科学的な根拠をもって語られる時代になってきた」(p253)とは、びっくりであった。育児放棄や児童虐待、社会の階層化までエピゲノムの影響があるとしたら、その影響を真剣に考える必要がありそうである。ただしエピゲノムの記録は可逆的で書き換えることもできることに「希望の光」がみえるという。

土曜日, 11月 30, 2013

台湾人生

酒井充子監督インタビューの一こま

「映画作りの大変さを100とするとその中の90,9割方は、大変だったのは編集、で、取材の時って言うのはその方に話を聞くっていうことに集中するっていうことでよかったんですけれども、今度はそれを自分でつなげていく作業になるので。で、撮ってきた映像、みんな大切な、わけですから、それを、そいでいく作業っていうのは、なんかこう、はじめてこう身を切られる思いっていうのを実感したというか、ほんとに大変でしたね、それは。」

「台湾人生」は監督のデビュー作品だったようだ。最多の義損金を送ってくださった台湾。その台湾の方の複雑な思いが伝わってくる。映画の内容とは関係しないのだが、ここに引用した監督の言葉に共感するのは、自身の仕事に置き換えて共通する部分を感じたから。まとめる仕事は大変。現場では、その作業中に集中していれば良い。でも最後は、余分な部分をそぎおとしつつ、全体をいろいろ考えてまとまりのあるものを作っていく。この過程は苦痛なこともある。完成品を見るように作れるようになりたいものだ。ただ無駄なことをして初めて、最後に残るものの価値もわかるというもの。ちょっとした葛藤があります。



土曜日, 11月 09, 2013

江戸東京博物館

 フランス人の友達が日本に遊びに来た。あいにく天気が良くなかったので江戸東京博物館に行ってみた。ちょうど三味線と尺八のライブを聞くことができた。いくつかの楽曲を演奏しながら、楽器の仕組みとか歴史とかも説明してくれる。日本語なので外国人には理解するのは難しいかもしれない。最後に会場からのリクエストに即興でいくつか曲を演奏してくれた(何をリクエストされるかわからないので一番緊張する場面とのことだ)。ジブリのアニメソングは外国人もよく知っていて、リクエストがあった。一芸に秀でるというのは素晴らしいものだと思う。
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