木曜日, 7月 30, 2009

トウモロコシ畑

先週の日曜日に研究所の敷地内を散歩してみました。見渡す限りのトウモロコシ畑に隣接していました。桿が背丈より高いので見晴らしは良くないのですが、少し高いところに登ってみると圧巻な風景が見えました。遠くに林が見えますが、なんか宙に浮いた島みたいですね。それにしても広い大地だ。
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水曜日, 7月 22, 2009

公園

 家の近くに公園を見つけました。結構広いので散策が楽しめます。人口密度も低いのであまり人もいません。自動車通勤なので運動不足の解消にちょうど良いです。この町では車がないと生活するのが難しいのですが、これは日本にいたときに住んでいた所に雰囲気が似ています。でも公園のスケールが全然違うし、公園にも人がたくさんいて、すぐそばを自動車がたくさん走っていて、あまり散策する気になれなかったものです。

道もそれなりに整備されているところもありますが自然な感じになっています。


道の両側にはベリーがたくさん生えていてちょうど実をつけていました。


水辺もあります。


林の中に入るとドングリの木がたくさん生えてます。


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土曜日, 7月 18, 2009

海外のパソコンで日本語入力

 新しい赴任先でまずびっくりしたのが新品のデスクトップパソコンが私に割り当てられていたことでした。これはこれで感動したのだけれど、問題は自分のノートパソコンが使えない(職場のLANにつなげない)ことだった。これで何が問題かというと、デスクトップパソコンのキーボードがフランス語用なので微妙にアルファベットの配置が違う(記号の類はかなり位置が違う)こと、おおよそシフトキーの位置に「<>」記号が割り当てられている(普通の感覚でシフトキーにタッチしたつもりが<>記号を入力することになる)こと、そして最大の問題は日本語の入力ができないことだった。調べごとをしたいときなどは日本語で検索をかけたいことはしばしばあるし、日本語のメールには日本語で返信したいところだ。
 アルファベットの配置についてはコントロールパネルの言語関連の設定をいじると英語のキー配列への変換が可能であったので、かなり快適にはなったけれど、当然のことながらキーに記されているアルファベットはフランス語用のキーボードのままなのでときとして混乱する。ところでキー配列の切り替えはAlt gauche + Majでできます。左側のALTキー+シフトです(Majってなんのことだか初めはわからなかったのだけれどフランスではMajでシフトを表すようです)。
 最大の問題の日本語入力についてはAjax IME: Web-based Japanese Input Method (http://ajaxime.chasen.org/)という便利なサービスを見つけました。普通の日本語を書くには全く問題ない感じがします(専門用語などはうまく変換できないようですが)。これからはこのサービスを利用しつつ仕事することになりそうです。

木曜日, 7月 16, 2009

Pessac

 ペサックといっても広いのですが、私の暮らすことになるこの集落には何もありません。週末のんびり、ぼーと読者などして過ごすには最適かもしれませんが。当然のようにネットカフェすらありません。永遠と道路が地平線の彼方まで続いている町です。馬・牛・ニワトリがすぐそばにいます。
 モンペリエの経験で味を占めて今回も職場から紹介されたフランス人家族のもとでホームステイを選んだ(選択肢はなかったけれど)のですが、一戸建て庭付きの離れでの優雅なホームステイ暮らしとなりました。5kmほど離れたところにショッピングセンターがあってそこへ行けば何でも一通りのものはそろう感じです。ネットに接続するキット(CLE INTERNET SFR 3G+)も、そこで手に入れました。

モンペリエからボルドーへ

 Bordeaux郊外のペサック(Pessac)という町に引っ越しました。5月にミーティングでINRAを訪れて、車の必要性を悟ったのでとにかく中古車を買って車で引っ越しました。左ハンドルなのでしばしばウィンカーを出そうとしてワイパーが動くという事態が発生しますが、高速に乗ってしまえば案ずるほどではありませんでした。東京の首都高を走るよりずっと楽勝で、モンペリエからボルドーまで約470kmを走りました。ただ日本と違って右側通行なので右折の際に対向車線に入ってしまうという失態を犯すと危険です。モンペリエからはまずトゥールーズを目指し、それからボルドーを目指すと言うことになります。途中何箇所か車を止めたくなるような風景がありました。見渡す限りのヒマワリ畑とかはとてもすてきでした。

車の購入

 職場のメーリングリストに売ります買います専用のものがあってそこで探しました。フランスでは車の売買は個人取引が盛んです。売りたい人は車に○○ユーロと書いて張り出したりしています。でもやはり個人取引はリスクもあるらしく、なるべく知人から買うのが無難なようです。以前にも書いたように日本の免許証をフランスの免許と交換したり大変だったわけですが、それだけでは済まず、車検証(Cartes grises)の書き換えや自動車保険の契約などもあり6月下旬はほとんどこれらの手続きで慌ただしく過ぎました。車検証の書き換えは県庁にあった用紙の通りに書類を揃えて窓口に出せば問題なく行えました。 自動車保険の契約は職場のフランス人のお勧めのMatmutという団体のもので一番安いものにしました。びっくりしたのはテロとか竜巻とかに保証があるコースがあるということでした。さすがフランスです。

空港にて

 バンクーバ空港でのセキュリティチェックは大変厳しく、長蛇の列ができていた。チェックイン窓口が出発の4時間前から開いていたので余裕を持って空港についた甲斐があった。私のノートパソコンはX線検査を受けた後、化学検査までされてしまった。化学検査はすべてのPCが対象ではなく抜き打ちに検査されるようなのだけれど、麻薬の持ち出しを検査しているらしいのだ。さすが麻薬都市バンクーバーだけのことはあると思った。空港の大型モニターに映し出されていたのはバンクーバーオリンピックをアピールする映像でした。
 バンクーバーからはアムステルダム経由でフランスに戻りました。CDG空港のゲートでフランス人Fがふとつぶやいたのが「ここはフランス。定刻には飛ばない。これがフランスの行列。決して一列には並ばない。」とつぶやいたのが印象的でした。

Vancouver

出張の帰りにバンクーバに立ち寄った。ガラス張りのビルが建ち並んでいた。町の雰囲気はだいぶ東京に似ている。。




 トラムが電車ではなくてバスになっているのがびっくりした。さしあたり電気駆動のバスである。線路のレールを引かなくて済むという利点があるのだろう。Priusのタクシーが結構走っていました。



 アジア人の人口が多いのであまり海外に来たという感じがしない。ショッピングセンターにあるFood Courtの店を見るとだいたい分かるかもしれないけれど、中華、イタリアン、ジュースバー、寿司屋、ベトナム料理、タイ料理、焼きそば、New York Fries、タコス、サラダバー、フランスパン、ケバブ、バーガーといった感じです。何でもありですね。
 宿泊したのはユースで3日で100カナダ$程度なのでとても安いのだけれど一部屋を4人で共有しなくてはなりません。夜、寝に帰るだけなら我慢もできるかもしれないけれど、それでも夜中に他人の電話に起こされたり、廊下から話し声が聞こえたり(日本語だったりする)あまり落ち着けるところではありません。雨が降っていようとも、とにかく寝るまで町に繰り出すしかありません(手配はすべてFに任せておいたので文句は言えないけれど)。

 この町で最もびっくりしたのは麻薬通りとでも言えるような場所が存在することだった。チャイナタウンのあたりなのだけれど昼まっぱらから非常にあやしい人が多い。すれ違いざまに「ドラッグ」と声をかけてくる人が何人かいた。フランス人院生のFと何も知らずに二人で歩いたけれど少し危険なところだ。後でネットで調べてみたら、この界隈には警察の黙認する麻薬注射所のような施設があるらしく、そこへ麻薬を持参していくと新品の注射器で手厚い看護体制のもと、麻薬を打ってもらえるとのことだ。ここまでしないとならないほど麻薬で犯されてしまっているのだろう。これに輪をかけてバンクーバオリンピックが2010年に開催されるため貧困街の取り壊しも進んだそうだ。オリンピック開催の陰の部分ですね 。
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日曜日, 7月 05, 2009

Whistler

 ウィスラーは2010年のバンクーバーオリンピックで競技会場の一部になるらしく建設中の建物が多い感じです。建造物にはさりげなく木が使われていています。やはり森林資源が豊かなのでしょうか。

 
 これは子供用の遊具です。緑の部分以外はすべて木でできています。地面には木の切れ端が敷き詰めてあります。とても自然な感じで好感が持てました。


 
林床にはコケが生えているところもありますが、乾いた林といった感じがしました。

 
林を歩いているとリスにしばしば遭遇します。このリスは球果を食べている最中でした。


 ここをマウンテンバイクが走っていくのですが、コースがきちんと整備されているのに感心しました。マウンテンバイクを一日借りると51カナダドルとかするようですがコースの整備など維持管理にかなりコストがかかるのだろうと思います。食事は10カナダドル程度(800円くらい?)できます。
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