月曜日, 1月 26, 2009

青い空と白い世界

モンペリエから車で1時間半くらい北上したところにセベンネ(Cévennes)という集落があります。昨年の秋にもハイキングに行ったところです。今回も職場の人と一緒にハイキングに行ってきました。このところ一週間ほど天気が悪っかたのです(昨日は特に風が強くていろいろなものが吹き飛ぶくらいで危険なくらい)が、今日は久しぶりに良い天気でした。私は雪の上を歩いたのはこれで2回目です(一回目は大学の時の体育の授業でした)がとても疲れるものです。しかし、青い空と白い世界は実に爽快です。これならまた来たいと思います。標高1285mのCol de Faubelというところまで車で上がりました。途中の道路は雪が積もっていて凍っているところもあったのですがフランスの人々はチェーンも装着せずに走る人が多いようです。途中の山小屋でカンジキ(ラケットと言うようです)を借りました。8ユーロで一日貸してくれます。

  お昼は雪の上で食べました。フランス人は雪の上に腰を下ろしたり寝転がったりしてくつろぎます。私は単に濡れるのがいやだったので雪の上にしゃがんでいました。それを見たフランス人曰く「アジアstyle」といって感心していました。母親が中国人というフランス人女性曰く「私もその座り方は少しはできるけど長くはできない」だそうです。ひょんなところから育ちはばれてしまうものです。

 やはりフランス人にワインは欠かせないらしくGalette des roisのおやつを食べながら自家製Vin chaud(ホットワイン)で乾杯(なぜか日本語)でした。Gallette des roisというのは新年のお店を席巻するキリスト教に関連した伝統的な焼き菓子です。職場の食堂でも注文を受け付けていました。なぜか当たりを引いてしまい王冠を被るというおまけつきでした。
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