七月にモンペリエ(Montpellier)から引っ越して以来、はじめてモンペリエに戻りました。出張だったので全くのんびり過ごす時間もなく慌ただしく過ぎました。夜に着いたのですが、ちょうど夕涼みをするにはよい気温でとても気持ちいい夜でした。ボルドー(Bordeaux)はまだ8月ですが夜になると寒くて寒くて上着が必要です。やはり夏はある程度暑くないと寂しいものです。
翌日、帰る前にワインを買いました。やはり南仏のワインの味が忘れられないのです。ボルドーのワインは総じて悪くないですが、上品な反面、なんか物足りなさを感じてしまいます。幸か不幸か私の舌は南仏の味に最適化されてしまったようです。初めて過ごす環境はやはりとても重要なのでしょう。余談ですがこれは味覚に限ったことではなく卒研でどこの研究室に配属されるかも、その後の人生に大きく影響します。
昼食は時間がなかったのでKEBAB屋さんで軽くすませました。サムライ(Samouraï)ソースなどというものがあったので興味本位で頼んでみたのですが、マヨネーズに唐辛子が混ざっているようなピリ辛系のソースでした。これはこれでおいしかったですが唐辛子とサムライの関係が今ひとつ不明です。
モンペリエの太陽はやはり強く昼間はとても暑いものです。でも風がとても気持ちいい。からっとした風と抜けるような空がすべてを忘れさせてくれます。町なかの雑踏にあるにもかかわらず、どうしてこんなに気持ちが良いのか不思議なのです。
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