月曜日, 11月 17, 2008

日本酒パーティ

 この週末は職場の人と一緒に、日本酒を味わいました。こちらのフランス人たちは日本酒というのはとても強い酒だと勘違いしていたので、その認識を改めてもらおうと思い、相棒に頼んで日本から地元でとても私がおいしいと思っている酒を持参してもらったものです。勘違いを引き起こしている理由は焼酎もしくは紹興酒と日本酒を彼らが混乱していることによるようです。こちらのレストランで日本酒を頼むととても強い酒が出てくるらしいのです。彼らが語ってくれた日本酒のうんちくは、まず水のようだというもので、ワインと比べると、ワインはまず最初が重くてそれから後に次第に軽くなって心地よくなるのとは対照的だとのこと。まぁ持参した日本酒が軽めのものだったと言うこともあるのですが・・・。芋焼酎も試してもらいましたが、フランス人は焼酎程度ならストレートで飲むようです。お酒に関しては少しインパクトが足らなかったようです。
 お好み焼きも作って持参したのですが、こちらの方は好評でした。頑張って作った甲斐がありました。お好み焼きの粉は、これまた相棒が持参してくれていたものです。ただ秤がないので100gとかどのくらいの量になるの見当がつかず、かなりいい加減で、本当にうまくできるか心配でした。前回ホストファミリーにお好み焼きを食べてもらったときは相棒が材料を混ぜていたので、そのときにきちんと見ておけば良かったです。適当でも何とかなることがわかりました。日本の御飯(ジャポニカ米)のレトルトパックと昆布の佃煮、エビ煎餅も好評でした。昆布の佃煮の中に入っていた山椒が特にお気に入りのようでした。山椒はとりあえずJapanese peperと言うしかなく、私が肌身離さず持ち歩いている電子辞書にもpoivre du Japonと書かれているに過ぎません(「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という例文のフランス語にフランス人たちは笑っていました。理解できないフランス語訳だったようです)。フランス人にとって日本のものは未知なもののようです。とにかく衝撃的だったようです。たぶん私がフランスに来てフランス料理に衝撃を受けたのと構造は同じなのでしょう。