Mossonというところで毎週日曜日に開催されるフリーマーケットを見に行ってきました。ほとんどガラクタ市といった方が適当です。何でこんなもんが売られているのだろうというようなものまであります(ちぎれた車のフェンダーミラーとか、錆さびの工具とか)。何から何までそろいそうで見て歩くだけで面白かったのですが、この話を職場でしたら「あの辺はよくない」と一蹴されてしまいました。「モンペリエのexcluded region」だとのこと。実はアルジェリアとの戦争で亡命した人たちのために準備された場所らしいのです。しかし何も知らない日本人にそんな露骨な事を言わなくてもと思いつつ聞いていました。そういう職員の発言をフォローするかのように院生が「最近はトラムも通ってだいぶ変わった」と言っていました。以前はフリーマーケットは町の中心のペイルー広場の水道橋の下で開催されていたらいいのですが場所が狭いので今の場所に移ったとのこと。このガラクタ市は誰でも出品できるようです。16ユーロくらいでチケットを買えばいいとの事です。「日本のものを売ったら」と勧められてしまいました。しかし16ユーロって高いように思うのですが、院生曰く「俺は道に転がっていたテレビを20ユーロで売って16ユーロを取り返した」らしいのです。「自転車とか何か盗難にあったら、ガラクタ市を探すと見つかるかもしれない」とのこと。自転車は最近ほしいと思いつつ、盗まれる可能性も高い(盗難が多いということは本やネットで読んで一応知ってはいた)だろうし、来年はボルドーに引っ越さないといけないし、で今ひとつ買う気になれないのと、値段の相場がわからないのでボラれて終わりかと思ったので何も買わずに帰りました。後で聞いたところによるとガラクタ市の自転車の相場は40ユーロから50ユーロらしいです、ただし最近は新品の自転車も安くなっていてあまり中古を買うメリットはないらしいとか。ただ中古のぼろい自転車の方が盗まれる可能性は低いというメリットがあるとの事。それにしてもこちらの人たちが使っている自転車にかける鍵はとても立派です。というか日本ならこれはバイク用だろうと思うものが自転車用に使われています。あんな重たい鍵を自転車とともに持ち歩かないといけない事を考えるだけで、自転車にのる気が半減です。
Mossonの周辺をぶらついていたらサッカー競技場を見つけました。
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