New PhytologistをブラウズしていたらEarly ViewにHRMの論文があったので読んでみました。
Croxford A.E., Rogers T., Caligari P.D. and Wilkinson M.J., 2008.
High-resolution melt analysis to identify and map sequence-tagged site
anchor points onto linkage maps: a white lupin (Lupinus albus) map as an
exemplar. New Phytol.
この論文はHRMでマップを初めて構築したというのが売りのようなのですが、論文を読んでこういう手もあるなと思ったのは、SSRもHRMでタイピングしてしまうというものです。SSRで断片長多型がなくてもSNPが拾えるかもしれません。なのでマーカー数を稼ぎたい場合はSSRで断片長多型がないからといって諦めずにHRMを試してみるのも手だと思います。
木曜日, 8月 28, 2008
月曜日, 8月 25, 2008
ワイン街道
いつもはバスで通る道を歩いてみた。家から職場まで2時間くらいで歩けることがわかった。バスに乗り遅れたときとか、歩くとどのくらいかかるか知っておくことは重要だ。歩くと途中で新しい発見もたくさんある。たとえばこれ、ワイン街道?なんて書いてある。さすがワインの国だ。
ブドウの列の間には小さな車が通れるくらいの間隔があいている。
これをGoogleMapsで見ると、確かに整列しているのがわかる。
金曜日, 8月 22, 2008
Mossonのフリーマーケット
Mossonの周辺をぶらついていたらサッカー競技場を見つけました。
水曜日, 8月 13, 2008
テーブルマナー
フランス料理のテーブルマナーとして、すべてきれいに食べないというのがあるらしい。すなわち食べ残しておくのがマナーらしい。職場の食堂で食べる昼食は私にとってはおいしいのできれいに食べてしまうのだが、確かに周りの人を見ると必ず食べ残している。「きれいに食べるね」と言われたので、「これがJapaneseスタイルなのだ」言ったら、フランス料理、特に高級料理店の場合は、きれいに食べるとuneducatedとみなされると教えてくれた。フランス人研究員曰く「でもここ(職場の食堂)で食べ残しているのは、ここが高級料理店というわけではなくて単にまずいから」らしい。家に帰っていろいろフランス料理のテーブルマナーをネットで調べてみても食べ残すのがマナーなんて書いてある日本語のホームページは探せなかった。どこまで本当なのか良くわからないけれど、ヤポネは全く変だと思われないためにもまわりに合わせておくのが無難だとは思いますが、皆さん本当に結構食べ残してます。学校給食でも残さず食べるように教育を受けた人間としては残すのがマナーというのは違和感があります。
火曜日, 8月 12, 2008
PCR産物の精製
たまたま目に留まった論文があるので記しておきます。
An efficient method for purification of PCR products for sequencing
Hao Ma and Stephen DiFazio
Department of Biology, West Virginia University, Morgantown, WV, USA
BioTechniques 44:921-923 (June 2008)doi 10.2144/000112809
0.1-0.2%の低融点アガロースを普通のアガロースゲルの型に流し込んでPCR productを電気泳動して分離精製するというものです。たしかにMultibandingしてしまったものを、どうしてもシークエンスしたいという場合には手ごろな方法かもしれません。検体数が少なければこの方法で押してしまうこともできますが、あくまでも中継ぎの方法だと思います。
An efficient method for purification of PCR products for sequencing
Hao Ma and Stephen DiFazio
Department of Biology, West Virginia University, Morgantown, WV, USA
BioTechniques 44:921-923 (June 2008)doi 10.2144/000112809
0.1-0.2%の低融点アガロースを普通のアガロースゲルの型に流し込んでPCR productを電気泳動して分離精製するというものです。たしかにMultibandingしてしまったものを、どうしてもシークエンスしたいという場合には手ごろな方法かもしれません。検体数が少なければこの方法で押してしまうこともできますが、あくまでも中継ぎの方法だと思います。
日曜日, 8月 10, 2008
お店のブドウ
土曜日, 8月 09, 2008
名前
Saneyoshiの名前には意味があるのかと職場のお茶の時間に聞かれたので、漢字の意味を説明した。すごくびっくりされてしまった。フランス人の名前は日本とは対照的でかなりありふれた名前や有名人の名前が多い感じがする。同じ部屋の院生のお父さんはモロッコからの移民なのだが、フランス社会に子供が溶け込んでほしいという思いからフランソワという名前をつけたそうだ。これは典型的なフランス人の名前らしい。二人の職員はベネジクトとアレクソンといいますが歴史の教科書を少しみるだけで出てきそうな名前です。ベネジクトは教会関係者の男性かと会うまでは思っていましたが普通の女性でした。アレクソンはアレクサンダー大王のことです。最近フランスで問題になっているのがアメリカンな名前(ケビンとかブライアン)の子供が増えているそうです。どうやらメディアの影響らしく、両親の教養のなさを反映しているとのことです。こういう名前だと就職に不利になる可能性があるとのことです。現在でもアラブ系の名前だと就職に不利なんだそうです。
日曜日, 8月 03, 2008
ファーブル博物館
土曜日, 8月 02, 2008
南仏から見た日本
こちら(モンペリエ)の研究所に来たてのころによく聞かれたことがある。「なぜフランスに来たのか」という質問である。空港に迎えに来てくださった研究員の方に車の中で「日本から来るとは思ってもいなかった。」と言われたときには意外な感じがしたものだが、確かに街中でもほとんど日本人らしい人は見かけない。研究所に限っても日本出身者は過去に数えるくらいしかいないようだ。それに日本車も街中でほたまにしか見かけない。
研究室の構成はいまだに良くわからないけれど実験系と解析系に別れているような感じがする。ボスは一人で全体を統括している。私のいるのは実験系のほうでメンバーは職員二人と院生5人と私である。院生5人のうち女性三人がアフリカ(ガボン、ドーゴ、ニジェール)出身であり男性二人が「フランス人」である。フランス人のうちの一人の父方はモロッコからの移民だそうだ。メンバーはこんな感じなのであるが意外と日本語を知っていた。「コンニチハ、アリガトウ、スシ」などは朝飯前。びっくりしたのはショーグンとかゲーシャという単語を知っていたことである。どうやらテレビゲームの影響らしいのだが・・・。チヒロとかトトロとかミヤザキも良く知っていた。これを知っていたのはリヨン出身の院生で自分が日本へ研究しに行くことはできるのかと聞くので、日本には海外の研究者用のファンドがあるということを伝えておいた。彼は"I want to discover real Japan."と言っていた。彼は日本を見てどう感じるのだろうか。
トーゴ出身の院生からは「日本のオフィシャルランゲージは英語なのか」と聞かれた。それから「日本には言葉がいくつあるのか」という質問も受けた(方言があって理解できないこともあると伝えておいたが・・・)。それから話をしてわかったのだが彼女の常識からすれば英語を話すヤポネを見れば確かにそういう発想になるのだ。彼女の国にはとてもたくさんの言葉があり同じ国でもコミュニケーションできないくらい違った言葉らしく、何とかフランス語を介してコミュニケーションするらしいのである。ドーゴは過去にフランスの統治を受けた国なのでオフィシャルランゲージがフランス語なのだろう。
男性職員のフランス人からはSINA-RINGOを知っているかと聞かれたのだが、何のことだかさっぱりわからず、そのほかアーティストの名前についても私の方が知らないくらいだ(私が知らなさ過ぎるというのはあるのだが)。SINA-RINGOというのは椎名林檎のことのようだ。結構こちらでは人気があるらしい。
研究室の構成はいまだに良くわからないけれど実験系と解析系に別れているような感じがする。ボスは一人で全体を統括している。私のいるのは実験系のほうでメンバーは職員二人と院生5人と私である。院生5人のうち女性三人がアフリカ(ガボン、ドーゴ、ニジェール)出身であり男性二人が「フランス人」である。フランス人のうちの一人の父方はモロッコからの移民だそうだ。メンバーはこんな感じなのであるが意外と日本語を知っていた。「コンニチハ、アリガトウ、スシ」などは朝飯前。びっくりしたのはショーグンとかゲーシャという単語を知っていたことである。どうやらテレビゲームの影響らしいのだが・・・。チヒロとかトトロとかミヤザキも良く知っていた。これを知っていたのはリヨン出身の院生で自分が日本へ研究しに行くことはできるのかと聞くので、日本には海外の研究者用のファンドがあるということを伝えておいた。彼は"I want to discover real Japan."と言っていた。彼は日本を見てどう感じるのだろうか。
トーゴ出身の院生からは「日本のオフィシャルランゲージは英語なのか」と聞かれた。それから「日本には言葉がいくつあるのか」という質問も受けた(方言があって理解できないこともあると伝えておいたが・・・)。それから話をしてわかったのだが彼女の常識からすれば英語を話すヤポネを見れば確かにそういう発想になるのだ。彼女の国にはとてもたくさんの言葉があり同じ国でもコミュニケーションできないくらい違った言葉らしく、何とかフランス語を介してコミュニケーションするらしいのである。ドーゴは過去にフランスの統治を受けた国なのでオフィシャルランゲージがフランス語なのだろう。
男性職員のフランス人からはSINA-RINGOを知っているかと聞かれたのだが、何のことだかさっぱりわからず、そのほかアーティストの名前についても私の方が知らないくらいだ(私が知らなさ過ぎるというのはあるのだが)。SINA-RINGOというのは椎名林檎のことのようだ。結構こちらでは人気があるらしい。
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