カサブランカから電車で3時間半くらい、マラケシュという街に行ってみました。飛行機の中で隣合わせたモロッコ人がカサブランカはあまり見るところはないけどマラケシュならいろいろあると言っていたので一路マラケシュへと向かってみたのでした。モロッコのガイドブックはフランスで直前に買ったフランス語のものしか持ち合わせてなかったし、私にとっては寒いフランスから脱出できただけでうれしかったので特に計画も立てず行き当たりばったりのんびりとぶらり旅を楽しむことにしていました。インターネットのおかげで宿を探すのは楽にできるとはいえ年末年始のホテルは観光客で満員になるようです。
カサブランカからの車窓はただ乾燥した荒野が広がるだけだったけれどマラケシュはまるで別世界。近代的な駅が姿を現しました。駅に降り立つとさわやかな風が印象的でした。駅から旧市街(メディナ)までてくてく歩きました。カサブランカと同じで歩行者用の信号はないに等しいので道路を渡るのが一苦労でした。
マラケシュはその迷路のような町並みに広がるコマーシャルセンターと言ってよく、夜などは歩いていると本当に迷子になってしまいます。ここでは、Souk(商店街)と呼ばれています。写真もその一角。カーペット(Tapis)を売っているお店です。人混みが少なくて少し開けたほっとした場所でした。Soukを歩いているとよく日本語でぼそっと挨拶されます。少し発音がちがうので滑稽ではあるのだけど。入り組んだ迷路のようなSoukを歩くのは結構面白いのですが写真をとっている余裕はありませんでした(イスラム教国ということもあり写真を撮るのがはばかられてしまうと言うこともありますが)。
メディナで道に迷って地図を広げていると、これまたよく声をかけられました。下手に道を聞けばチップを要求してくることは目に見えていたので易々道に迷うこともできません。一人の青年はNo money, No moneyと言い張るので有り難く道を教えていただきました。その青年は日本語を勉強したいとのことで。日本人らしい観光客を見つけて声をかけてきたのでしょう。
カサブランカからの車窓はただ乾燥した荒野が広がるだけだったけれどマラケシュはまるで別世界。近代的な駅が姿を現しました。駅に降り立つとさわやかな風が印象的でした。駅から旧市街(メディナ)までてくてく歩きました。カサブランカと同じで歩行者用の信号はないに等しいので道路を渡るのが一苦労でした。
マラケシュはその迷路のような町並みに広がるコマーシャルセンターと言ってよく、夜などは歩いていると本当に迷子になってしまいます。ここでは、Souk(商店街)と呼ばれています。写真もその一角。カーペット(Tapis)を売っているお店です。人混みが少なくて少し開けたほっとした場所でした。Soukを歩いているとよく日本語でぼそっと挨拶されます。少し発音がちがうので滑稽ではあるのだけど。入り組んだ迷路のようなSoukを歩くのは結構面白いのですが写真をとっている余裕はありませんでした(イスラム教国ということもあり写真を撮るのがはばかられてしまうと言うこともありますが)。
メディナで道に迷って地図を広げていると、これまたよく声をかけられました。下手に道を聞けばチップを要求してくることは目に見えていたので易々道に迷うこともできません。一人の青年はNo money, No moneyと言い張るので有り難く道を教えていただきました。その青年は日本語を勉強したいとのことで。日本人らしい観光客を見つけて声をかけてきたのでしょう。
ここはJemaa el-Fna広場の朝の様子、午後になるとここに屋台が組まれて大縁日(出店+大道芸)が毎晩繰り広げられる感じです。そして朝になるときれいに片付けられて掃除が行われているようです。残念なのはこの縁日(世界無形遺産なんだそうです)をのんびり観光できないところ。歩いていると必ず日本語で声をかけられて行き先を阻まれます。「約束、また後で、そんなの関係ない、神様・・・。」Laisse-moi tranquille(放っておいて)と言いたいところでした。ミントティをサービスするというのでしぶしぶ屋台の一角に入って串焼きをたのんだのだけれど、ミントティーは出てこないばかりかチップを要求してきた。少し頭に来たので事情を話してチップも渡さずそのまま店を後にした。かなり辟易してSoukをぶらついて落ち着いた感じの店に入り直して一息つきました。Tanjiaという料理だったのですが壺の中で牛肉をハーブで煮込んだ感じの料理を食べました。観光客が多く入るような店ではなかったのですが、それなりに満足したのでもてなしてくれたおじいちゃんに、おいしかった旨を伝えて心付けを少し渡すととても喜んでくれて、私が日本人であることを知ると「日本は友達、Hiroshima、Nagasaki」とか言って店の中や台所を案内してくれました(日本がどう映っているのか気になるところではありましたが)。台所の地下に大きな釜があって牛の頭から喉のあたりまでが丸ごと蒸し焼きになっていました。
マラケシュからの電車で隣り合わせたモロッコ人男性が言っていたのですがマラケシュはモロッコで一番土地が高いそうです。そしてこの6年くらいの間に貧富の差がものすごく広がったとのことです。確かに同じものを売っている店が隣り合わせにあることが多いのですが、ある店は人だかりができ、そしてその隣の店は閑古鳥が鳴くという状況をしばしば目にしました。気の毒ではありますがどこの業界でもそれが現実なのかもしれません。
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