日本の運転免許証をフランスのものに変えました。ボルドーに引っ越すと車がないと暮らせない感じなので免許が必要なのです(ネットで調べた限り国際運転免許証が有効なのは滞在許可証が発行されるまでのようです)。手続きをしつつ感じたことを記しておきます。あくまでもモンペリエ(エロー県)の話です。
まず県庁のホームページはあまり役立たず、結局”Pour tous renseignements complémentaires, s’adresser au guichet PERMIS DE CONDUIRE de la Préfecture.”と書いてある始末。もっと情報ほしければ県庁の窓口まで来いということのようです。ネットにきちんと必要書類などのリストを公開してくれれば県庁の混雑も少しは緩和するだろうにと思います。並ぶのが好きなのか、並ばせるのが好きなのか、お国柄なんでしょうか。フランス人の友達ですら「私もあそこには行きたくない」と言わしめるところです。
だいたいネットで調べて必要書類の見当はついていたのですが、まずは窓口へ行ってお伺いを立ててきました。必要書類が書かれた紙切れをくれました(この書類中の単語をキーワードにして検索しても引っかかってこないので、やはりネット上には置かれてないと思います)。必要なものは
1 日本の運転免許証 およびその裏表のコピー
2 運転免許証の法定翻訳
3 パスポート用の証明写真
4 住所氏名を書いて切手(0.56ユーロ)を貼った封筒
5 パスポートのコピー
6 滞在許可証のコピー
あと窓口でもらった複写式の申請書みたいのもの
写真については32mm x 36mmなどとかいてあったのでこれにあわせて切って持っていたのですが、窓口で小さいと言われてやり直しでした。県庁の中で証明写真をとる機械があったのでそこで取り直しました。写真は切らずに提出しました。実際にもらった免許証に貼ってある写真ですが、35x40の枠に33x43の写真が貼ってありました。法定翻訳については県庁で教えていただいたモンペリエ在住の法定翻訳家の方にお願いしました。県庁の中にコピー機が2台あったのですが両方とも故障中でした。仕方がないので近くの郵便局まで行ってコピーしました。
書類を提出した日は5月26日です。私が一番気がかりだったのはモンペリエの滞在許可が6月30日までしかないということでした(滞在許可証の有効期限が数ヶ月必要との情報もネットで見かけたので)。提出のときに6月いっぱいで引っ越すんですけどと伝えたら、そのことを書いた付箋を提出書類に貼り付けておくように言われたのでそのようにしておきました。普通2ヶ月かかると言われました。
驚いたことに6月8日の消印で免許を取りに県庁にまた来いとの手紙が届きました。こんなに速く手紙が届くとは思ってもいなかったです。持参するものとして
1 身分証明書(パスポート)
2 日本の運転免許証
3 戸籍抄本と法定翻訳
とのことでした。受け取った手紙と一緒に持参しました。これらと引き替えにフランスの運転免許証を手に入れることができました。
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