カナダの学会へ行くためにまずシアトルに行ったのですが、そこで待っていたのが米国の厳しいイミグレの審査でした。トランジットだけででもビザがいるので、そのことを知らなかったアフリカのガボン出身の院生がイミグレでひっかかってしまったのです。イミグレでつかまってしまった彼女をどうすることもできず、待っていることしかできません。次の飛行機の時間が迫る中、乗り遅れる必要はないと判断し彼女を置いてゲートに直行しました。日本のパスポートを持っていても電子渡航認証を事前にネットでする必要があるらしく(2009年1月12日からのようだけれど)私も審査官から「次回は入国を許可しません」と言われてしまいました。ガボンの彼女は結局、2時間有効のビサで次の飛行機でバンクーバーに来ることができたので幸いでした。
(米国と比べるとフランスは適当すぎです。私は日本のパスポートですが、それを係官に渡すだけでいつも通してくれます(研究用のVISAを取得してはありますが)。空港のセキュリティチェックの方がよほど厳しいくらいです。)
シアトルの飛行場は迷路のようです。とにかく巨大です。ゲートに行くために3回ほど飛行場内で電車をのりかえました。シアトル空港から雪をかぶった山が一つ見えました。バンクーバーへはエアーカナダのプロペラ機で。上空から見たシアトルはとても整然とした町に感じられました。碁盤目のごとくに仕切られた土地に家が建っている感じです。
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