Agropolis International という、ここらへんの研究機関が共同利用している感じの組織があります。そこの主催で博士課程の学生やポスドクなどの研究員を対象としたフランス語クラスがあったので、参加することにしました。Beginnerのクラスです。17:30から19:30までで、これは本当に助かります。町なかの語学学校は平日の昼間しか開校されていないので仕事をしている人が学ぶことは不可能です。
今日は第一回目だったのですが、30人弱が集まりました。出身は15カ国くらいで、参加者の国名を使ってアルファベットの学習をしたくらいです。国名を使って冠詞や形容詞、女性名詞とか男性名詞とかを説明してくれました。ついでに発音や音節、リエゾンの話まで国名をネタにしてできてしまいます。そして最後に「私の名前は○○です。△△人です。あなたは?」という会話を参加者同士、バケツリレーのように回して終わりました(自己紹介の代わりですね、なかなかおもしろい授業の進め方だと思いました)。参加者で最も多いのがブラジルの出身者で圧倒的多数でした。インド出身の人も複数いました。ブラジル出身の人の中には、ほとんど日本人のような外見をしている人もいて顔だけでは判断できないものだと思いました。案の定、日本人は私だけ。アフリカ出身者はいないようでした。やはりフランスの植民地時代の名残でフランス語が公用語の国が多いのでフランス語の基礎を学ぶ必要はないのでしょう。
先生は、英語とフランス語で授業を進めましたが、自分の母語以外で学ぶ外国語は、予習ができてないと全くわからないと思います。皆さん元気で、先生との接し方が一対一になる人(先生が問いかければ我先にとすかさず答える人)がっけこういました。わからなければ質問するし、先生と一緒になって解説する人もいます。やはり声が大きくて、態度が大きくて、先を行っている人が場を仕切るのはどこでも同じですがその程度がやはり日本とは違うようです。
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