水曜日, 10月 15, 2008

日本人留学生

 先日ホストファミリーに君にあいたがっている日本人留学生がいるからメールアドレス教えてくれといわれた。ホストファミリーの親戚は大学の研究員で日本からの留学生を受け入れたようだ。留学生は大学4年生なので私よりずっと若い。日本で大学の留学制度に応募してこちらの大学に2ヶ月来ることになったらしい。息苦しい日本を飛び出してはみたものの文化の違うフランスで気分が沈んでしまうという。確かに、自分の思うようにはならないことは多いだろうし、日本で今まで培った、こうあるべきという価値観がぶっ飛んでいる環境なので、それにさらされれば確かにストレスかもしれない。これがカルチャーショックというものなのだろう。そんなときでも「こんなこともあるか」とあまり気にもとめず、思いがけないことに遭遇して楽しいとすら思っている自分は、単なる脳天気なのか、それとも世代もしくは歳の違いなのだろうかと、考えてしまった。「こちらで就職したらどうですか」と言われたけど、その可能性はないです。私の歳で日本人のメリットを捨ててフランス人として生きていくのはかなり不利ですから。いろいろな人に出会っていろいろな考え方に触れられたり、いろいろな食べ物を味わえることを楽しんでよい思い出を持ち帰りたいものです。

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