金曜日, 10月 10, 2008
イエメンのおじさん
バス(TRAMなのだが帰りの通勤時間帯はほとんどCIRAD関係者の貸し切り状態)に乗っていたら通路をはさんだ隣の席から突然話しかけられた。「英語は話すか」と。イエメン出身だというおじさん風の人だった。日本の食べ物や文化をインタナショナルデーで紹介してほしいらしいのだ(何のことだかよくわからないのだがそういう日が職場にあるらしい)。「日本人はたぶん君だけだ」というので、もしそういう機会があれば喜んでと答えておいた。彼は獣医学が専門で今は博士論文の作成をしているとのこと。日本にも住んでいたことがあるらしく柔道もかなりの腕前のようだ。フランスでは審判をしに毎週のように大会に飛び回っているような話をしている。もちろん本人がプレーすることもあるらしいのだが。柔道学部を卒業したため学位を取るのが遅くなったとか。すごく人なつっこくて誰とでも話すような感じの人である。彼のおかげでいろいろな人を紹介してもらった。彼の母語はアラビア語、学校では英語だったようだ。インドにもいたことがあるらしくヒンズー後も少しわかるらしい。それと少しの日本語と当然ながらフランス語。日本のあんこを餅でくるんだ日本のスウィーツが好きらしい。家族はリヨンにいて三人の子供がいるが、モンペリエでは一人暮らし。私が一人暮らしであることがわかると食事に誘われてしまった。特に予定はなかったので一緒に食事をとることにしてアラブ系のレストランへ連れて行ってもらった。何とも不思議な魅力的なおじさんだった。
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