フランスではトップマネージャーが強い権限を持っているようだ。トップが代わると組織の改変がおこなわれるらしい。もちろん労働組合に説明もあり、話し合いも持たれるらしいのだが、結局はトップが意志を通してしまうこともよくあるとの事。そうなれば話し合いも時間の無駄だったということになる。トップが暴走すると労働者はストライキで対抗するという構図になるらしい。CIRAD(職員数は約2000人らしい)でも組織改変の可能性が浮上しているらしく、部屋の職員の人はかなり不満げに話していた。その話のついでに最近あったストの写真を見せてくれた。モンペリエの中心部に信じられないほどの人があふれていた。ほとんどお祭り騒ぎに見えてしまうのだが・・。院生までも「俺も行った」とのこと。
フランスでは基本的に労働者は信用されていないらしく、マネージャーは労働者を管理したがるらしい。組織の効率化というのは基本的にマネージャーの立場の話で研究室レベルでは結局、雑用が増えるだけらしいのだ。この辺は日本の研究所でも似た雰囲気ではある。
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