研究所に一人の中国人がいます。いつも会話する機会がないのですが、今日の食事会で隣の席だったのではじめてじっくり話をすることができました。私は中国系の人と話しをするときは先ず自分の名前を漢字で自己紹介することにしています。彼の名前も漢字で書いてもらいました。彼の故郷は北朝鮮と中国の国境にあるのだそうです。あの川の近くなんだそうです。大学まで中国にいたようですが修士からスウェーデンのヨーテボリ大学に通いそこで学位を取ったようです。
彼との会話で印象に残ったのは「将来中国に戻る予定はあるのか」と聞いて彼が言った言葉です。「どこでもいい」「最近は中国では定職にはこだわっている人はいない」「時代はものすごい速さで変わっている」「今の日本の研究所にずっと勤めるつもりなのか」・・。経済成長著しい中国人のたくましさを垣間見た気がしました。彼はいつも一人で食事をしていて、今日も食べ終わるとすぐ一人で出て行ってしまいました。
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