月曜日, 3月 22, 2010
業績評価とPrime d'excellence
日本では年度末は報告書提出の季節です。業務報告を提出してそれにもとづいて業績評価を受けることになります。この一年の論文発表、研究費の獲得、査読や技術協力などの観点で評価されます。今のところ業績評価の結果が給与に反映されてはいませんが近々反映されるようになるという話もあります。フランスでは一月ほど前になりますが優秀な研究者に賞金が授与されたものの研究者が受け取りを拒んだというニュースが職場で話題になっていました。モンペリエにあるCNRSの研究者なのですが15000ユーロの賞金の受け取りを拒否したとのことです(Midi Libre の記事)。フランス人研究員に感想を聞いてみたのですが「ブラボー」とのことでした。Midi Libreの記事サイトの書き込み欄にも前向きの感想が多い感じですが、給与を十分もらっているからだとか、共産主義なのかという意見もあるようです。でもやはり記事にもありますが、賞金のような制度で政争に巻き込まれたくないし、昇進の機会や常勤職を増やして欲しいというのが本音なんだろうと思います。それにしても1996年の仕事にたいして15000ユーロとはどういう意図なのでしょうか。
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