先日、といってももう一月ほど前のことになるのですが、パリに初めて遊びに行ったときのことを記しておきたいと思います。4月30日のことです。TGVにも初めて乗りました。往復で129ユーロでした。朝の7:20分にモンペリエを出発してパリのリヨン駅に10時41分に到着するTGVに乗りました。3時間20分の電車の旅ですね。フランスの誇る高速鉄道のTGVですが正直申し上げて、新幹線の方が快適です。結構、揺れました。走行中に車内を歩くにはどこかにつかまりながら歩かないと足下がおぼつかない感じです。でも景色は、富士山こそありませんが結構良かったです。これは農業国のフランスだけあって、都市部を抜けるとのどかな農村風景が続くのです。モンペリエ近郊のブドウ畑から、ちょっと北上していくと、写真のような菜の花畑が一面に広がっていました。TGVを降りて散歩したい気分になりました。
パリは華(花)の都と形容されるようですが、とにかく人が多く、車が多く従って排ガスが多くあまり快適とは言えない環境です(フランスの車は普通車でも基本的にディーゼルエンジンななのです)。唯一落ち着けそうなのがセーヌ川のほとり(2番目の写真)くらいでしょうか。船が写っていますが観光船です。写真にうつっている船は小さい方です。とにかく馬鹿でかい船に観光客を乗せてセーヌ川を航行する風景にびっくりしました。向こうに写っているのはノートルダム大聖堂です。ここも観光名所らしくすごい人混みでした。トイレに行くにもひと苦労で、長い行列のあげくに有料だったりします(セーヌ川沿いの公園に無料で入れるトイレを見つけましたが)。
パリではオープンツアーバスというのが市内を走っていて一通りの名所を案内してくれるのですが、とりあえず乗りました。2階からの眺めは確かに良かったのですが、排ガスの匂いに耐える覚悟は必要です。あと夏場なら強い日差しに耐える覚悟も必要かもしれません。エッフェル塔に登ってみようかと思ったものの、あまりにも長い行列に”畏れ慄いて”引き返しました。TDLのようにファストパスを導入してほしいと思いますが、長蛇の列に突っ込み、おしゃべりを楽しみながら順番を待つのがフランス流なのかもしれません。
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