月曜日, 8月 02, 2010

引越

 フランスより引っ越してはやひと月。ようやくネットに接続できる環境も整った。帰国してはじめの二週間くらいは時差ぼけの症状で気分がすぐれず、頭はぼんやりしていたし、呼吸をすると胸も痛かった。仕事もはかどらずいまひとつでした。引越で疲れていたせいかかなり時差ぼけの症状が重かったみたいです。引越は本当に大変でした。とにかく全てを引き払らって「撤収」せねばならず、思い出すのもおぞましいところです。パリのCDG空港でTOKYO-NARITAの文字を見たときはこれで帰れるという安堵感に浸っていたのを思い出します。

 実際に帰国したのは6月30日なのですが、成田についてまず感じたことはとにかく蒸し暑いということでした。田んぼの緑が新鮮でした。時差ぼけの頭で買い物をしつつ日本のサービスはすばらしいとつくづく思いました。特にスーパーとかでレジで仕事をしている人の手捌きの早いことと言ったら神業ではないかと思うくらいです(フランスと比べるとですが)。

 はじめのうち、日本語が聞き取れずしょっちゅう聞き返していたのですが、最近聞き返すことはあまりなくなりました。日本語を少し忘れたようで語彙が減ってしまったのではないかと心配です。

 2年前の職場に戻り郵便物の山を片付けパソコンを立ち上げると二年前のままでした(当然なのですが)。ただ自分のなかに出来てしまった不連続性に不思議な気持ちになるのでした。

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