ブラジルのバイア(Bahia)にある製紙会社VERACELを見学する機会がありました。育種・育苗・植林・伐採・製紙のシステムがあまりにも効率的に回っているのでびっくりしました。
ユーカリの検定林で植えて2年目です。とても早く生長します。
苗はこの機械で植えます(全てが機械化されていて地ならしや畝作りは別の機械で行います)。肥料とポリマー状の水と同時に植え込みます。
機械で伐採します。ショベルカーのような機械ですが、アームの先に鋸があって木を根元で伐採し、樹皮を剥ぎ、枝を落として丸太まで作ってしまいます。伐採は24時間体制で行われているとか。
クローンの苗畑です。クローンは挿し木により、苗畑で平均して90日育てられてから植林されるようです。
これだけ大量の苗を植える土地があるわけです。
この会社は世界自然遺産にも指定されている保護林を持っていて、水質調査や生物相の調査まで行っています。